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建物の登記簿謄本

建物の登記簿謄本は、原則としてその建物の物理的な概要が記載されている表題部、所有権に関する事項が記載されている甲区、所有権以外の権利関係に関する事項が記載されている乙区から成り立っています。

建物の登記簿謄本には、その建物が建ている場所を表すための地番区域が書かれています。
これは普段見覚えのある市区町村何丁目という表示がありますが、その後に見慣れない番号が書かれています。
その番号は、地番というもので、土地を特定するものです。
普段使用されている住所は郵便物などが届くために用いられる住居表示番号で、地番はその土地を特定するために付けられている一筆ごとの番号です。

その次に書かれているのは家屋番号です。
家屋番号は原則として建物一棟ごとに土地の地番と同じ番号が付けられています。

ちなみに建物が複数の土地の上に建てられている場合は、その建物の床面積の大きい順番で地番が記載されています。

種類という項目には、その建物の用途がかかれています。
例えば、居宅、店舗、工場などです。
この用途は不動産登記法施行令で11種類、さらに不動産登記事務取扱手続準則で25種類が規定されています。

次に建物の構造と床面積が記載されています。
構造は、木造とか鉄骨造、鉄筋コンクリート造などの構成材料、かわらぶき、ストレートぶきなどの屋根の種類、平屋建、2階建などの階数が記載されています。

その他床面積や登記の原因年月日などが建物の表題部の記載になります。

その他に甲区に所有権、乙区に権利等が記載されています。

Posted by yono1824 : 22:37 | Page Top ▲

司法書士は登記の専門家

司法書士とは、司法書士法に基づいて他人の依頼を受けて、登記会社などの商業登記土地建物の不動産登記)をしたり、供託に関する手続きの代理をする国家資格者です。

土地がらみの取引の場合には必要な専門家で、住宅を購入するときなど住宅ローンを組みますが、そのときには銀行が抵当権を設定するので、自分のところのお抱えの司法書士を連れてきますね。

余談ですがバブルの時の司法書士は銀行についていれば儲かって、毎日銀行に集金に来てもらわないと怖いくらい現金があったそうです。

司法書士の業務の中に法律事務と呼ばれている業務があり、裁判所や検察庁、法務局(地方法務局)に提出する書類の作成なども行います。
司法書士は、登記と上記の法律事務を行う国家資格者のこと、またはその資格制度のことと言えます。

認定司法書士という制度が最近できて、法務大臣が実施している「簡裁訴訟代理能力認定考査」で優秀な成績を修め、認定を受けた司法書士は上記に挙げたこれらの業務のほかに次の業務も行います。

裁判所法第33条第1項第1号に定める額である140万円を超えない場合の、簡易裁判所における訴訟代理及び紛争について相談に応じ、又は裁判外の和解について代理するなどの法律事務。


このように司法書士は登記を申請する専門家ですでの、登記簿謄本(登記事項証明書)とはとっても深い関係があるといえます。

司法書士についてのサイト
司法書士という国家資格試験

今までは登記を自分ですることはほとんどありませんでした。
法務局へ相談に行ってもほとんどが門前払いで、いいとこ司法書士を薦められるぐらいでした。
なので何かあったときには登記の専門家である司法書士に依頼をすることになり、司法書士が作成した登記申請書の内容が登記簿謄本に反映されていることが多かったです。

しかし、先にも書きましたが、法務局も大変親切な役所になり、相談には親切に応じてくれますし、たいていの法務局には登記の申請書や申請書の書き方などが置いてあります。なので、よほど特殊なケースでもない限り、登記は自分ですることが可能でしょう。

Posted by yono1824 : 09:27 | Page Top ▲

土地の登記簿謄本 全部事項証明書 現在事項証明書

土地の登記簿謄本は、コンピュータ化されている法務局では登記事項証明書といい、過去のものも記載がある全部事項証明書(但しコンピュータ化されてからのもの)と、今現在有効なものの記載がある現在事項証明書と言います。

土地の登記簿謄本は、原則としてその土地の物理的な概要が記載されている表題部、所有権に関する事項が記載されている甲区、所有権以外の権利関係に関する事項が記載されている乙区から成り立っています。

表題部には、その土地の広さ、所在、利用目的などが具体的に記載されています。
甲区には、その土地の所有権について、所有権保存登記、所有権移転登記などが書かれています。
乙区には所有権以外の権利の登記事項が書かれていますが、その権利は、用益権といわれる地上権、賃借権、地役権、採石権、永小作権の5つと、担保権と言われる先取特権、質権、抵当権、根抵当権の4つになります。

土地を数え方る時には、その土地一つごとに「一筆(いっぴつ)」と数えます。
土地の登記簿謄本は、この単位の一筆ごとに分けられています。
一つの土地だと思って登記簿謄本を法務局に申請に行ったのに、その土地が複雑に分筆されていて、登記簿謄本代が1000円のつもりでいたのが、5筆で5000円必要だったと言うこともよくあります。

また、大きな土地を分けて売買したり、遺産相続で複数の相続人で相続したりする時に、共有名義にしない場合は、分筆という手続をとり、その土地を分割することになり、その土地の分筆のためにその土地の測量をして、分筆登記を業務としているのが土地家屋調査士という国家資格者になります。そのほかの登記を行う専門家は司法書士です。

逆にある土地とその隣にある土地を合わせることを合筆といいます。

土地の広さや所有権などを登記簿謄本で調べて、その土地の位置などの様子を公図で確認する必要があるので、土地の登記簿謄本を取得する時にあわせて取得しておいたほうがいい書類に、公図というものがあります。

公図にはその土地について、登記簿謄本だけではその土地がどういう形の土地なのか、どういう道路に接しているのかなどの、その土地と回りの土地との形や位置関係がわかりませんので、登記簿謄本だけで判断してその土地の様子が分からないということを防ぐために、土地の形や周りの隣地、公道などの位置関係が書かれています。

Posted by yono1824 : 14:50 | Page Top ▲