表題部とは?

表題部 について見ていきましょう。

登記簿謄本 の 表題部 というところですが、 土地の登記簿謄本 の場合は、その該当する土地の広さ、所在、利用目的などが記載されています。

建物の登記簿謄本 の 表題部 には、その建物の所在、建物の種類、構造、広さなどが記載してあります。

このことから、 登記簿謄本の表題部 については、その土地や建物の物理的な状況が記載されているということになります。


表題部 の記載は、最低限の記載になりますので、その不動産が登記されている限りにおいて、当然に存在することになります。

表題部に対して甲区や乙区は、その 登記簿謄本 に関する不動産について、権利関係が生じた場合に記載されるものなので、権利関係が存在しない場合には、その不動産に対する登記簿謄本に甲区や乙区はないことになります。

表題部 のことを 表示の登記 とも言ったりします。


表題部である表示の登記 は、その不動産に対して登記が義務付けられているものです。
それに対して甲区や乙区などの権利関係の登記は、当事者の自由ということになっています。

しかし、権利について登記をしておかないと、対抗要件を満たさないことになってしまいますので、仮に二重売買という問題になったときに、たとえ先に売買契約を行っていたとしても、所有権が登記されているほうが権利を主張できることになります。


表題部に話を戻しますと、土地については新たに埋め立てたような土地でない限り、すでに表示の登記(表題部)は行われていますので、土地の分筆や合筆が行われた時に登記がされるということになります。

建物の表題部については、建物自体の取り壊しや立替、新しい建物の建築などが行われていますので、表示の登記が行われていることになります。

以上のことから、もっぱら最近では表示の登記といえば建物の登記に関するものということが言えます。

▲表題部とは? ページのTopへ